チネイザン(気内臓)はタオイスト(道士)の世界で数千年の間一子相伝で伝えられ、現在の伝承者であるマンタクチア老師がその教授法も含め現代の解剖生理学に基づき体系化し初めて世に公開されることになったものです。
マンタクチア老師がタイのチェンマイ近郊に立ち上げたタオガーデンに開設されたタオの教育センターUHT(Universal Healing Taoo)はスクールとしてタイ政府(教育省及び健康省)に認定されているだけでなくUHTのチネイザン講座のみがタイ政府の認定を受けています。
マンタクチア老師がタオガーデンを設立して以降多くの欧米人がチネイザンを学びに訪れると共に高級スパなどに高額メニューとして取り入れられた結果周辺のタイ人がチネイザンを名乗るようになり、中には「タイ政府認定チネイザン講座」を詐称するスクールまで現れ日本にも「タイ政府認定チネイザン」を自称する者も数多くいるという残念な現実がありますが、マンタクチア老師(UHT)が認定するチネイザン以外にタイ政府認定のチネイザンは存在しません。
また「タイ政府認定〇〇スクールのチネイザン」という表記も見かけますが、この場合はスクールがタイ政府の認定を受けている(タイではスクールを名乗ること自体タイ政府の認可が必要なので全てのスクールはタイ政府認定です)というだけでその個々の講座や資格がタイ政府の認定を受けているわけでは無いのでご注意下さい。
「タイ政府認定〇〇スクールのティーチャー」という場合も同様でタイ政府が認定したスクールのティーチャーと言うだけでタイ政府認定のティーチャーを意味するとは限りません。
因みにタイマッサージスクールの場合、チェンマイでタイ政府がティーチャー資格を認めているのはITM他2校のみで、それ以外のスクールのティーチャー資格はタイ政府の認定を受けてはいません。
UHTのチネイザン資格には以下の4段階があります。
・チネイザン トレイニー
・チネイザン プラクティショナー
・チネイザン ティーチャー
・チネイザン シニアティーチャー
チネイザンティーチャーによる講座の受講を修了すると青い修了証(CERTIFICATE OF PARTICIPATION)が発行されますが、これはタイ政府の認定証ではなくタイ政府認定の講座を修了した認定証で、認定試験を受けるためのケーススタディを行っても良いというものです。
有効期限は発行日より2年間になります。
2年以内に70ケースのレポートを提出して再度認定講座を受講することでシニアティーチャーによる実技試験を受けることが出来ます。
この期間がトレーニーで、試験に合格することでタイ政府認定のチネイザンプラクティショーナーとなります。
プラクティショナーの経験を4年以上積み、200ケーススタディのレポートを提出することでチネイザンのティーチャー資格に挑戦することが出来ます。
そのためにはUHTのアソシエイトインストラクター資格を取りコズミックヒーリング講座を受講しタオのインストラクター試験(気功の実技とタオ性科学の口頭試問)に合格する必要がありますが、最短でティーチャー資格を目指すにはプラクティショナー認定から4~5年以内にそれらの条件を計画的に満たしていく必要があります。
タオイストジャパンのチネイザンプロジェクトには現在1名のシニアティーチャーと全国に5名のチネイザンティーチャーがいるので、先ずは最寄りのティーチャーからチネイザン講座を受講することがタイ政府認定のチネイザンプラクティショナーやティーチャー資格を得るための第一歩となります。